転職・ブラック企業脱出

ノーリツがリストラを開始。明日は我が身の日本社会の乗り切り方を解説します!!

2019年11月27日株式会社ノーリツがリストラ開始を発表しました。その数は600名(従業員3000名中)約2割の従業員が辞めさせられます。

ノーリツと言えば国内給湯器のトップシェアを争う程の優良大企業です。(東証1部上場)

この事実から、明日は我が身である恐怖を感じながら、私達はどう生きるべきか考察していきます。

ノーリツには筆者の友人が在籍しています。今年46歳の彼は候補に入ってしまい、多額の住宅ローンも背負っている為に困惑しています。この様な不幸になる人が少しでも減ればと願い執筆しました。

参考記事⬇︎

ホワイト企業への転職はこちらの2社がオススメ⬇︎

 

ノーリツがリストラを行う理由

今回のリストラの原因は赤字のシステムキッチン・バスなどの住宅設備機器分野からの撤退にあります。

住宅設備機器分野の赤字は今に始まったわけではなく、10年以上も前から赤字が続いておりその頃から撤退の話は常に継続されていました。

その赤字を好調の給湯器分野で穴埋めをしていましたが、今回給湯器の売上も落としてしまい、穴埋めが不可能になった為に住宅設備機器分野を撤退するしかなくなりました。

なぜ10年もの間赤字を継続し続けているのに撤退しなかったのか?

それは『撤退する事で工場の稼働率が悪くなる事や、リストラをしなければいけなくなるので、なかなか踏み切れない状態のまま10年が経過した』と言う事が挙げられます。

社員のリストラを防ぐ為に10年もの間我慢し続けて来たのですからノーリツはかなりホワイトな企業であると言えます。

そんなホワイトな企業でも赤字が続けばいつか事業を辞めるしかありません。

なぜ給湯器の売上が不調なのか?

それは『高品質な給湯器を作り過ぎてなかなか潰れなくなった為に、交換頻度が減少して需要が減少した』と言われています。

良い物を追求した結果自分で自分の首を締める結果になったわけですから悲しい話です。

予測は出来ていなかったのか?

もちろん経営陣は頭の良い方ばかりです、給湯器が潰れにくくなって販売数が減る事はある程度予測していたはずです。

だからこそ給湯器だけににしがみつくのではなく住宅設備機器分野で結果を残したかったのだと思います。

しかし、結果も残せず撤退。さらに本業の給湯器の売上が上がるメドも立っていません。

今回のリストラ候補から免れたとしても残された社員はかなり厳しい状況になるでしょう。

45歳以上のノーリツ社員の3人中1人が辞めさせられる

今回リストラの対象は45歳以上になります。

ノーリツの社員は全員で約3,000名で、平均年齢が43歳ですから約半数が45歳以上となります。

よって約1,500名中600名がリストラに遭う事になります。

3人に1人以上がリストラされる訳ですからかなり高確率です。

社員は毎日不安しか感じていないと思います。

ノーリツだけじゃない!売れない商品を作り続けている会社は間違いなくリストラがまっている

今回のリストラ騒動で他の日本企業に関しても雲行きが心配になります。

特に老舗企業は『昔から継続していて、赤字だけど辞めるに辞められない』という部署をかなりの確立で抱えているのではないでしょうか。

赤字部署を抱えている会社はいつリストラが開始されてもおかしくない状況です。

例えば、SONYはスマホを販売してますが、友人にSONYのスマホを持っている人を見た事がありません。明らかに売れていませんしリストラも行っています。

そのうち撤退、ノーリツと同じ事になるのではないでしょうか。

また、富士通、リコー、NEC、武田薬品、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、東芝など10年前は入社出来れば一生安泰だと思われていた企業が次々にリストラを開始しています。

一旦赤字が出始めると穴埋めする体力が残っていない企業が増えて来ています。

あなたの会社は大丈夫でしょうか?

赤字の部署を穴埋めしながら事業を継続していませんか?

リストラと同時に下請への報酬減額が開始される。

私が以前勤めていた中小企業は70年以上続く会社でしたが創業当時からある部署は万年赤字でした。

そして現在本業として稼いでいる事業の方は大企業(大手ガス会社)の下請をして、利益こそ上がっていましたが、取引先に振り回されて社員はみんな疲弊している状態でした。

そして同じ仕事をしていても年々業務手数料を減額され、その減額された分の穴埋めをする為に社員は残業、休日出勤とどんどんブラックになっていきました。

しかし、リストラはしていません。僕も含めて従業員の方から辞めていくので人手が足りなくなり、残された社員が長時間労働を強いられるブラック企業化しています。

取引先のそんな状態の会社が上手くいくはずもなく、現在は経営危機を迎えています。

それでも赤字スレスレの様な非常にまずい状態ですからどうしようもありません。

こんな中小企業がたくさんある様な気がして仕方ありません。

大企業の経営難はリストラだけでなく、下請けへの報酬減額に繋がり、中小企業が経営難に陥ります。

そして、リストラやブラックに耐えられなくて自分から辞める社員が続出しています。

その他赤字企業多数

ちなみに大幅なリストラは報道されていませんが、名の知れた大企業でも赤字企業はたくさんあります。

参考例⬇︎

パナソニック、ソニー、NEC、日本板硝子、ロイヤルホテル、日本ケミコン、近鉄百貨店、フレンドリー、奥村組、吉野家、アパマンショップ、など誰もが知っている大企業が赤字を垂れ流しています。

さらに…

黒字でもリストラする企業が増加

黒字でも先を見越してリストラするわけですからたまったもんじゃありません。

今後リストラの流れは更に加速していく勢いです。

キリンの『黒字でもリストラ』参考資料⬇︎

これからの時代はリストラ前程で働くしかない

黒字でもリストラなんですから、いつ何時リストラが開始されるかわかりません。

この様にこれからも悪い状況が続く事を考えると、私達会社員はリストラ前提で働く事が求められる時代が来たと考えるべきでしょう。

2019年は増税があり消費税が10%に引き上げされました。

さらに、現在の東京オリンピック効果が終了すれば、2020年は大変なことになりそうです。

リストラ祭りで日本終了になる予感がします。

リストラされて当たり前、そんな未来はすぐそこまで来ています。

リストラされた時に備えて準備しよう

リストラを対処するには準備をするしかありません。

しかし、リストラされた時の準備と言っても何をすれば良いのか難しいと思います。

だからと言って何もしないでいる事が1番ダメな結果を招きます。

人間が最も落ち込むのは『選択肢が無くなった時だと言われています』

選択肢がなくなる事で、自分は会社にしがみつく事しか出来ない何の価値もない人間なのではないかと思ってしまい、うつ病にかかってしまうんです。

そうならない為に準備をしましょう。

 

リストラへの準備方法

リストラへされた時の準備をするにはまずしなければいけない事があります。

①今の仕事で精一杯な方は仕事の余白を作る。

②暇だけど何もしていない(思考停止している)人は考えるクセを付ける。

これを行う事だけでも人は成長します。まずはこの考えを持ちましょう。

それでは筆者が考えるリストラへの対処方法をお伝えします。

①副業をする

収入を分散させる事は安定に繋がります。ただし、単なるアルバイトなどは辞めましょう。

安定を手にする為には、副業をしながらお金を稼ぎ、その手法からスキルや経験値を学んでいける事であるかがポイントになります。

今特に何のスキルも持っていない方はブログ、アフィリエイト、転売、YouTubeなどから始め易くて良いかと思います。

なぜこれらが良いかと言うと、始めるのに初期投資が掛からないからです。

リスク無しで始めれますし、うまくいけば本業よりも稼げるチャンスがあります。

また、会社に所属して給料を貰う事以外で、自分で稼ぐ事が出来る訳なので良い経験が出来ます。

私が始めて稼いだのは転売です、知り合いから廃棄寸前だった建築資材を全て無料で引き取り実家の家を出る前の私の部屋いっぱいにに敷き詰めました。

売れなかったらどうやって処分しようかという不安が有りましたが、メルカリやジモティーを活用していけば割と簡単に売りさばけました。

年収で言えば20万円程度でしたがそれでも大きい金額です。

今はブログにも取り組んでいますし、YouTubeも始める予定です。

これらは全てここ7〜8年の間に出てきた副業ばかりです。

なので、よく分からない。結局一部の人しか儲からない。

と言って拒んでいるとチャンスを逃します。

新しい事だからこそ伸び代がありますし、新しい事にチャレンジする事で少しずつ成長出来ます。

何もせずに立ち止まっている事が最大のリスクだと思います。

その他副業の為の色々なツールが用意されています。

シューマツワーカーお勧め副業マップ⬇︎

気になる副業があればググッてください。

これら全て初期投資がほぼ要らなくても始めれる事が可能です。

始め方も載っていますので調べながらやれば誰でも始められます。

初期投資が要らなくて、稼げて、リストラが目の前にある状況で副業を始めない事はもう怠けとしか言いようがないと思います。

もちろん、部下を何十人も抱えてバリバリ高給を稼いでいる方に関しては、目の前の仕事を頑張る事で自分を成長させる事もできるでしょうから、それはそれで素晴らしい事だと思います。

しかし、現代社会では業界ごと無くなる事もあるし、もしノーリツに勤めていて部下を100人抱えてユニットバスやキッチンを必死に販売していた人が居たとすれば、その方は結局頑張っていてもリストラされる可能性は高い訳です。

なので今、目の前にある仕事にある程度満足して働けている方であっても副業はやるべきだと思います。

副業が安定すれば、たとえリストラされても人手不足の中小企業に入れてもらい、給料は下がりますが、副業の収入と合わせて同じ給料を維持する事も可能です。

この様に選択肢を増やして行って欲しいと思います。

②海外移住の方法を調べておく。

日本が厳しいなら海外へ移住するのも良いでしょう。

特に大企業の方はお勧めです、大企業は法律を破れないので、あからさまに無条件に辞めさせる事は出来ません。

通常まず希望退職を募り退職金の上乗せをするから辞めてくださいというのが一般的です。

この上乗せで少なくても1000万円以上、多ければ2000万円近く貰える事もあります。

このお金を利用して物価の安い国に移住しましょう。

今よりも裕福な暮らしが出来るでしょう。

お勧めはフィリピンです、公用語が英語だからです。

ただ物価の安い国へ逃げるのではなく、語学を覚える事でスキルが身につきます。

転売の経験があればフィリピンで流行っている安い物やサービスを日本に転売して稼ぐ事も可能になります。

子供が居ても大丈夫です、日本で受験勉強するよりもフィリピンで英語が喋れる様になる方がよっぽど将来の為になるでしょう。

子供が大きくなってどうしても日本の大学に行きたくなったら、大学検定を取れば簡単に大学を受験できる様になります。

これはかなりお勧めです、会社に残れてもむしろこちらの方が魅力的ではないでしょうか?

③資格を取得

日本社会は資格社会ですので、資格がある事でリストラを免れる事も出て来るでしょう。

また、転載をし易いというメリットもあります。

私も資格取得をして転職をしました。

ただデメリットもあります。

それは、簡単な資格を取得してもメリットが薄いという事があります。

また、頑張って勉強しても取得できなかった時に何も残りません。

資格は取得出来た時のブランドのみに価値があり、勉強した事が実社会で役に立つ事はあまりありません。

しかも年に1度しか試験が無く、落ちればまた1年後です。

現代は非常に時代の流れが早いので、1〜2年もあれば取得した資格があまり役に立たなくなってしまっていた、という事もありえるでしょう。

なので個人的には副業を頑張る方が良いと思います。

④学校へ通う

学校へ通う事もお勧めです。

ただし、どうせお金も時間も掛けるならばコスパの良い学校に通うべきだと思います。

コスパが良い学校とは、掛けた費用を早く回収できる学校です。

近年ではWEBエンジニア等が社会全体的に不足しているのでプログラミングスクールに通うと費用対効果が高いでしょう。

夜間や短期コースもありライフスタイルに合った方法で学ぶ事が可能です。

就職にも困らないし給料アップを目指せます。

また、ソフトバンクが経営するサイバー大学もお勧めです。

ITスキルを1から教えて込んで貰える、通信制なので自分の好きな時間に学習が可能です。

さらに大学卒業の資格も取得出来ます。

貴重な新卒カードをゲット出来ます。

まとめ

残念ながらこれからの日本経済が上向く可能性はかなり低く、いつなんどきリストラされるか分からない状況です。

だからと言って暗くなるのは辞めましょう。

やり方次第でしっかりと準備すれば、むしろチャンスは広がっています。

という訳で今回は以上です。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS70667/6b779d8a/c10a/43e9/b282/7fee081951be/140120191127431300.pdf

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