宅地建物取引士

宅建建物取引士を取得するメリットを解説!持っているだけで人生が変わる!?

宅地建物取引士の取得って難しいの?

取得メリットは?

どれくらい時間が掛かるの?

「どうせ時間を使うなら無駄にらならない様にメリット・デメリットをしっかり理解から勉強を始めたい」

この様な疑問をお持ちの方向けに記事を書きました。

筆者は住宅業界で13年働いている建築士&宅建士です。その経験から宅地建物取引士を取得するメリットについて情報を提供していきます。

宅建士は持っているだけで人生が変わる理由を解説

宅建士は持っているだけでメリットだらけです。

その理由を解説して行きます。

就職に有利

建物建物取引士を持っていると就職が有利に働きます。

特に有利になる就職先は管理会社、不動産会社の営業事務、賃貸の仲介営業、売買の仲介営業、不動産コンサルティング会社等になります。

これらの宅地建物取引業を行う会社は5人1人以上の宅建士を事務所に置かなければいけない(法律で決まっている)ので、宅建士がいなければ会社の運営自体が出来なくなってしまいます。

なので宅建士を持っている事は強力なアドバンテージになります。

他にも、金融機関で働く際に有利になります。

銀行はお金を貸す時に必ず担保を取ります。

なので、お客様が購入する土地や建物の価値がどれくらいの物なのかを審査をして、貸し出す限度額を決定する必要があります。

このとき不動産の知識を持っていれば役立ちます。

物件価値を分かっている事が非常にアドバンテージになります。

ある程度の頭の良さが担保される

高学歴の方であればあまり関係の無い事になりますが、中卒、高卒、やFラン大学(誰でも入れる大学)の方は就職活躍をするのにかなり苦戦していると思います。

企業の採用担当者からすれば、低学歴の方を採用する時「頭が悪くて言ってる事が理解出来ない様な人だったたらどうしよう?」と思い、ためらう事が多いのです。

宅建建物取引士と履歴書に書いてある事で「ある程度の頭の良さ」が担保され、就職活躍が有利に働きます。

宅地建物取引士は非常に認知度の高い資格ですので不動産業界以外の会社に就職活動をする時にも有効です。

最近はブラック企業なども多い為、せっかく就職しても、すぐに転職しなければならない事もあるかと思います。

その度に必死に就活をしなければならないと心が折れてしまい、ブラック企業から抜け出したくても「自分はどこにも雇ってもらえる会社がないから、今の会社で頑張らなければ」という気持ちになりがちです。

そしてこころが病み、どうしようも無い状況になってしまいがちです。

この様な状況を防ぎ、簡単に転職が出来る様にする為に宅地建物取引士の取得は非常に有利です。

人生の安定をもたらしてくれる資格の1つになります。

不動産業界は以外とホワイト(ホワイトグレー)な企業も多い

不動産の営業と言えばブラックな会社を想像しがちですが、以外とホワイト系の会社もあります。

例えば、不動産の管理会社などは基本的にルート営業になりますので、顧客対応はありますが受け身で案件を裁いていくだけであっという間に1日が終わってしまいます。

特に大手企業の子会社など大企業になればなるほど労働環境も良く、無理な残業なども少ない会社が増えてきていますので、ノルマの高い営業に疲れた方は休息の為にこの様な会社に転職する事も可能です。

難易度は中級、コスパ良い資格

宅地建物取引士は毎年20万人超える方が受験する人気資格です。

そして、難易度はけして難解なものではありません。

受験資格も誰でも受ける事が可能ですので手を出し易い資格です。(子供でも受験可能)

試験の出題形式は全てマークシート方式で、50問中35問程度の正解で合格が可能です。

しっかりと学習計画を立てて勉強を実行すれば必ず取得出来るでしょう。

私が取得までに費やした時間

 

宅地建物取引士の試験日は毎年10月の第3日曜日に行われています。

私は7月の頭から勉強を開始し、土日意外は毎日6時間は勉強しました。

子育て中であった為土日は嫁さんから勉強させて貰えませんでした。

25日 ✖️  6時間  =  150時間

150時間  ✖️ 3.5ヶ月 = 525時間

約525時間費やしました、点数は50問中40問正解、合格ラインはおよそ35点なので割と余裕を持って合格する事が出来ました。

ちなみに私はFランクに違い大学出身なので学力は並み程度の頭です。

この程度の努力で資格を取得して安定した生活が手に入る訳ですからコスパが良い資格だと言えます。

自宅購入の時に宅建士の知識が役に立つ

 

コスパの良さの一つに「自宅購入の時に宅建士の知識が役に立つ」と言う事があります。

不動産の購入は多くの人にとって人生の中で1番高い買い物になります。

宅建士の知識を身につける事により、不動産会社の営業マン任せにならず、様々な見地から良い物件の見極めをする事が可能になります。

私も中古住宅を購入しましたが、非常に快適でコスパの良い住宅を購入する事が出来ました。

新築も検討していましたが、毎月10万円以上返済して、ローン地獄に陥っている友人みたいにならなくて良かったと思っています。

新築が全て悪いわけではありませんが、松竹梅と様々な価格帯のハウスメーカーや工務店がありますので、しっかりと見極めてていきたい所です。

宅地建物取引士取得のデメリット

不動産業界は基本的に休みは火・水曜日になります。

なので、「休みは土日祝希望」「子育てにしっかり関わっていきたい」という方にとっては資格を活かしきれない事も出てくるかもしれません。

ただ、私も現在不動産会社に勤務していますが、休みは土日祝完全休み。年間休日135日以上の生活を送っています。

例外は必ずありますし、先程も話した通り、宅建士は持っているだけで不動産業界以外へ転職する際にも「頭の良さが担保され」必ずプラスに働きます。

なので、不動産業界の火・水曜日休みの習慣はデメリットではあるのですが、資格を取得する事に関してはデメリットはほぼ無いに等しいと考えています。

まとめ

宅地建物取引士の取得は人生の安定をもたらしてくれます。

500時間の勉強はそれなりにしんどいとは思いますが、取得した後得られるメリットはかなり高く、コスパが良い資格です。

取得をお考えの方は是非取得に向けて動きましょう。