二級建築士を取得するとどんなメリットがあるの?
この様な方は是非続きをご覧ください。
H29年度2級建築士試験を双子の子育てをしながら独学&一発で合格 | 住宅関連の業界歴15年、大手不動産会社で働く建築士&宅建士です
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この記事の内容⬇︎
2級建築士の取得はメリットが大きい!人生の安定に繋がります。
二級建築士は持っているだけで人生が安定する
二級建築士は費やす学習時間に対して取得するメリットが非常に大きい資格です、その内容を順に説明して行きます。
二級建築士の仕事内容と将来安泰な理由は…
二級建築士の仕事内容
二級建築士は建築物の設計・設計監理・施工管理を業務として行える国家資格です。建物の設計をするには資格がなければ行えないのでいわゆる独占資格になり、非常に価値のある資格になります。
仕事内容は建築物の設計や施工管理が主な仕事です。
設計・施工管理をするならば主な就職先はゼネコン・ハウスメーカー・工務店などになります。
キャリアアップする程に人材価値が上がる
建設会社の良い点は年数を長く経験する程にキャリアアップしていける点です。
建築の仕事は実務を経験しないと得られない事が多くあり、歳を重ねていけば自然とスキルが身に付き人材価値が上がる傾向にあります。
また、資格が建築士の他に、施工管理技士(建築、電気、管、土木、造園)や工事主任者資格など多数に渡ります。
複数取得すればそれだけ人材価値が上がり給料が上がるだけでなく、転職も容易になり人生が安定していきます。
ハウスメーカーやゼネコンでは資格を活かしきれない事も…
1級建築士や1級建築施工管理技士が多数在籍する会社では埋もれてしまう
効果絶大だと言っていきなり反対意見を言ってしまいますが、正直言ってハウスメーカーやゼネコンで技術職として働くのであれば二級建築士はたくさん居て飽和しています。
なので就職して二級建築士をふりかざしてもまったく通用しません。むしろ持っていて当たり前の状態になります。ハウスメーカーやゼネコンでは資格だけではダメで経験が重視されます。
しかし、それでも二級建築士は絶対に取るべき資格です。その理由を解説していきます。
二級建築士が本当に活きるのは建設会社以外の仕事
二級建築士が活きる会社一覧
二級建築士の資格が本当に活きるのは他業種です。
具体的には...
- 建築資材のメーカー、商社
- 住宅設備機器メーカー、商社
- 不動産販売会社
- 不動産管理会社
- リフォーム会社
- メンテナンス会社
- 設備工事会社
- 行政書士事務所
この様な会社では二級建築士が在籍している会社が少ないので、非常に貴重な存在になります。
建物の設計をしている会社ではないので、二級建築士を持っていても本来は意味がないのですが、ここに『二級建築士のブランド』的な空気が存在していて絶大な効果が発揮されます。
例えば、社員数50名の会社に二級建築士を持っている人があなたたった一人しか居なかったら持っているだけで仕事が出来る人、専門性を持っている人だと認知されます。
営業職にも最適
二級建築士は営業職と相性が抜群です。
上記で挙げた様な住宅関連会社において建築の知識を持っている事が強力なアドバンテージになります。
例えば…
建築資材の販売をしているメーカーのルート営業マンに建築の知識を持っている人がほとんど居てない。という状況はよく見られます。
ただただ会社が作り上げたルートに載って何も考えずに営業活動をしている方が大半を占めている状況で
その中に建築の知識を持った人間が入れば、技術的な相談が出来るので社内外から抜群に信頼されるんです。
二級建築士を取得する具体的なメリットは…
顧客から信頼される
取引先の方と名刺交換する時に二級建築士と書いてあれば信頼されるし、たとえ技術肌の偏屈な担当者であっても話を聞いてくれる様になる可能性が高い。
営業職でも大活躍できる、二級建築士と無資格者とでは信頼感が違います。同じ事を言っても納得感が全く変わってきます。
転職し易い。食いっぱぐれない
転職に断然有利です。なぜなら住宅設備機器関係や建築資材関係の会社は数が相当多いからです。
以下のサイトをご覧ください。
これは住宅設備機器メーカーランキングですが、そこそこ人気の優良企業が多数あります。
しかもこれは上場企業レベルのほんの一例です。
この他にも建築業界はニッチなメーカーが多く、住宅に使われている資材で専門メーカーになっている会社が多く存在します⬇︎
- キッチンメーカー
- キッチンパネルメーカー
- レンジフードメーカー
- 人造大理石メーカー
- 給湯器メーカー
- 水栓金具メーカー
- 管材メーカー
- 外壁サイディングメーカー
- 屋根材メーカー
- 金物メーカー
- 材木メーカー
- 建具メーカー
- 防蟻薬剤メーカー
- 接着剤、シリコンメーカー
- 電動工具メーカー
- タイルメーカー
- エクステリアメーカー
- サッシメーカー
- インテリア(内装材)メーカー
- 塗料メーカー
- 介護用品メーカー
- 厨房機器メーカー
この様な会社が大企業から中小企業まで数限りなく存在します。
また、メーカーの数も多いですがそれ以上に建築資材の商社はもっと数が多いです。
この様な会社に転職しようと思った時は建築士の意力が発揮されます。
なので今の会社でリストラにあった時にも就職先の候補がたくさん存在していて安心です。
2017年辺りからは人材不足が顕著に現れていますので5〜6年前に比べて内定のハードルがかなり下がっています。
その様な状況で専門性を持った建築士なら書類審査の段階から好印象を持って貰えて、驚くくらい簡単に内定が貰う事が出来ます。
現に僕も2018年に転職活動をしましたが、書類審査が通った会社では6社中5社から内定を貰う事が出来ました。
ホワイト会社へ転職できる
二級建築士を保有していると数多くの求人から選択する事ができるので、当然条件の良いホワイト企業を探し当てれる可能性が上がります。
特に営業職では、ほんとにたくさんの求人があります。
営業といっても、建築資材メーカーや住宅設備機器メーカーなどはルート営業が基本になるので、訪問販売や毎日数字に追われて上司に激怒される様なことはほとんどありません。
むしろルートで勝手に物が売れていくので「何もしなくてもたまたま目標達成して褒められる」なんて事も珍しくありません。
地方公務員にもなれるチャンスがある
安定感抜群の就職先である地方公務員になる道も有ります。役所には必ず建築課が存在していて技術職として地方公務員になるチャンスがあります。
超人気な一般総合職であれば採用倍率30倍〜50倍なんて市町村も普通にあり全く受かる気がしませんが、技術職の中途採用なら少し田舎の役所なら定員割れなんて話も普通にあります。
社内で昇格が見込める
建築資材を取り扱っている会社では、何か物を売ると必ず施工方法の打ち合わせが発生します。
その際には取引先の工事担当者や設計担当者と技術的な打ち合わせが発生しますが、この様な時に出番が回って来る事が非常に重要です。
ここで社内での株を上げれば一気に社内評価を獲得できます。打ち合わせといってもそんなに難しい話はそうそうありません。
それでも建築士として技術的な打ち合わせを重ねる事で経験や技術が身に付き、他の社員との差別化が図れます。
これが安定へと繋がります。たとえ会社でリストラが始まっても『あいつは、会社に必要だ』となり、リストラを回避出来ます。
資格手当てが貰える
二級建築士など有益な資格を持っていれば資格手当てが支給される会社も多いのです。
月収1万円でも増えればかなり助かります。
低学歴から逆転出来る
そんな方は是非二級建築士を取るべきです。有益な資格を持っていれば高卒でも採用してくれる優良企業は多数あります。
確かに高卒で何の資格も持たなければ優良企業になんてなかなか入れないでしょう。
しかし、二級建築士を取れば他の大卒就活生よりも有利になります。
二級建築士から次にキャリアアップして年収をアップさせる事も出来る
建築士として建築畑で生涯を過ごす事も良いでしょう。
日本は災害大国なので建築の需要はなかなか無くなりずらいと思います。
一級建築士を取得する
建築業界の最高峰の資格です。難易度は一気に上がりますが、取得出来れば相当な安定が見込めます。
50代からの転職も普通に可能です。
僕の会社でも、一級建築士を持っていれば一般社員が70歳まで働くのが普通になっています。
また、設計する建物に限度が無くなりますので夢がある仕事をしたい方はお勧めです。
1級建築施工管理技士を取得
こちらの資格は現在需要がもっとも高まっています。建設業界の人材不足が顕著で、これからも人材不足は続いていくでしょう。
よく転職サイトで施工管理募集年収1,000万円などと見かけますがあれは本当の話です。
ただし、ゼネコンなどで大型ビルの監理技術者として現場の責任者を経験している方限定になります。
それでも嫌いでないなら目指す価値はあると思います。
その他施工管理技士を取得
施工管理には様々な資があります⬇︎
- 建築施工管理技士
- 土木施工管理技士
- 電気工事施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 造園施工管理技士
まとめ 二級建築士持ってれば安泰
二級建築士は人生の安定をもたらしてくれて、非常に効果絶大な資格です。
どうせ時間を掛けるなら中途半端な資格よりも間違いなおすすめです。
というわけで今回は以上になります。
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