二級建築士設計製図試験を受けたけど合格発表まで待ち遠しすぎる。
この様疑問をお持ちの方は是非続きをご覧ください。
H29年度2級建築士試験を双子の子育てをしながら独学&一発で合格 | 住宅関連の業界歴15年、大手不動産会社で働く建築士&宅建士です
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この記事の内容⬇︎
二級建築士の合格発表は試験から3ヶ月以上待たされる
二級建築士は設計製図試験日終了から発表まで3ヶ月以上掛かります。
なんでそんなに掛かるの?と思ってしまいますが、マークシートの試験とは違い図面を1枚1枚人の目で見て採点しているのでしかたありません。長い目で待ちましょう。
二級建築士の試験時に犯した5つのミス
僕が受験したのは2017年の試験です。
試験課題は『家族のライフステージに対応できる3世帯住宅(木造2階建)』
当日は緊張でガチガチでした。そんな状態なのでやはりミスを犯しました。
僕が犯した5つのミス⬇︎
- 階段の段数が少なかった。
- 母屋を書き忘れた。
- 外壁の仕上げを書き間違えた。
- 植栽を書き忘れた。
- 見直し時間が無かった。
分かっているだけで以上のミスを犯してしまいました。
順に簡単に解説します
①階段の段数が少なかった
2017年の試験ではおそらく初めて階段の踏板の高さと幅の指定が出ました。
・蹴上が180mm
・踏面255mm以上
と指定がありました。
僕が書いた階段⬇︎
恥ずかしながら、このパターンしか階段を描いた事が無く、当日は『よく分からないから普通の階段にしとこう、時間が余れば考えよう』と思い描き進めました。
後から考えると...
1階床〜2階床までH2900㎜に対して13段なので、割ると1段あたり223㎜の高さになり180㎜まで全く高さが合っていない状態でした。
踏面の方も1マス455㎜を2で割ると踏板1枚あたり227.5㎜となり255㎜までまったく届いていない状況でした。
②母屋を書き忘れた
母屋を書き忘れました⬇︎
『なぜそんな事を忘れたの?』と思いますが、急いでいると当たり前の事が出来なくなってしまいます。
③外壁の仕上げ名称を書き間違えた
2017年に外壁の仕上げ材料名を部分詳細図に記入すると初めて指定がありました。
模範解答は以下の様に記入する事です⬇︎
仕上げが窯業系サイディングで下地を
『通気縦胴縁』
と記入するべき所をなぜか
『構造用合板』
と記入してしまいました。
④植栽を書き忘れた
この様な植栽を記入した方が図面のクオリティが上がり採点官の印象が良くなるみたいです。これは書き忘れたというよりも時間が無かったです。
⑤見直し時間が無かった
普通は最後に10分でも見直しの時間が欲しい所です。しかし、僕の場合はまったく時間がありませんでした。残り30秒でなんとか滑り込みました。
しかも、試験監督官に『名前忘れてるよっ』て試験中に教えて貰ったくらいです。名前は先に書きましょう。
全て書き終えればなんとかなる?
先程の通り5つのミスを犯したにも関わらず、なんとか合格する事ができました。
このくらいのミスならなんとか滑り込む事は可能です。
一発不合格になるミスもある
ちなみに一発不合格になるミスもあります。
一発不合格の例⬇︎
- 図面が最後まで仕上がらなかった
- 1階と2階の位置関係がズレている
- 立面図の指定された方向(東西南北)が違う
- 指定されてる平米数に収まっていない
- 部分詳細図(矩計図)の書く場所が指定された位置と違う
この様なミスを犯すと一発不合格は免れません。
焦らずに待つアドバイス
一生懸命頑張った努力が報われるかどうか、かなり深刻に悩む事もあると思います。
僕の場合は見直しの時間がなかったので『他にも間違えてる所があったんじゃないか?』
と後から凄く気になりました。答案も二度と戻ってきません。
なので、しっかり見直しの時間を作り、自分の答案を見直す事で安心感を得ましょう。
また、日研学院や総合資格学院でエスキスの採点サービスをして貰えるので、気になって仕方ないのであれば見て貰いましょう。
見直しして間違いが無い + プロにエスキスのお墨付きを貰う
これが出来れば、ほぼ間違いなく合格だという安心感を持つことが出来ます。
まとめ
色々悩ましい事もでてきますが、設計製図試験の合格率は50%以上もあります。最後まで書き上げれば割となんとかなる試験だと思いますので。焦らずに待ちましょう。
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