2級建築士を取得

2級建築士製図試験、エスキスの始め方のコツを解説します!!

う2級建築士学科試験は合格したがエスキス(プランニング)のやり方がいまいち分からない。

そもそもエスキスとは何なのかを知りたい。

この様な方向けの記事になります。

この記事の内容⬇︎

エスキスの始め方のコツを解説

エスキスの押さえておくべきポイントを解説

筆者は2017年度の2級建築士試験に学科&製図両方共独学で1発ストレート合格する事が出来ました。その経験からエスキスのポイントを独学者の方にも分かる様に解説します。

それではエスキスのコツを順に解説していきます。難しい場合は何度か見直して頂ければ徐々に解る様になると思います。

エスキスの始め方のコツを解説

[jin_icon_check_circlecolor=”#e9546b” size=”18px”]エスキスのレベルアップは合格に不可欠

エスキスとは作図を行う前に図面を簡易的にプランニングする事です。

これが出来なければそもそも図面を書き始める事が出来ませんので、エスキスのレベルを鍛える事は合格に直結する非常に大切な事になります。

縮尺は1/400で描く

製図は1/100の縮尺に対してエスキスは1/400の縮尺で描いていきます。

エスキスは課題を読み、ある程度のプランを頭のなかで描きながら細かい修正を何度も行って完成させます。

よって1/100など大きい図面で修正を行なったりしていると時間が掛かりすぎてしまいます。

短時間で描くには1/400の大きさが最適になりますので、最初は小さくて少々やりずらく感じると思いますが、慣れれば1/400の方がやり易くなるので頑張りましょう。

僕
本番でエスキスに使える時間は約1時間しかありません。(作図3時間45分+エスキス60分+見直し15分)合格するにはエスキスを確実に1時間で終わらせる事が出来る様に力をつけましょう。

エスキス練習用紙を手に入れよう。

エスキス専用ノートが市販で販売してますので購入すると良いでしょう⬇︎

僕
本番の試験で配られるエスキス用紙と同じマスの大きさになっています。後から変わると面倒なので最初から本番に出てくるのと同じ用紙を使うとややこしくなくて良いでしょう。

エスキスの描き方例

この様に描いていきます⬇︎

全てひとマス単位でプランしていきます。

畳の大きさに置き変えると感覚が掴み易い。

ひとマスの長さ = 0.91m                  (畳の短手の長さ)

2マスの長さ = 1.82m                  ( 畳の長手の長さ)

2マスの大きさ = 畳1枚の大きさ

エスキスの押さえておくべきポイントを解説

プランニングは課題の条件を全て満たす必要がある

◆課題例

この様な課題が出てきます。書いてある条件に沿ったプランを立てなければいけません。見逃してしまうと大きな減点になります。カラーペンでマーカーをしながら抜けがない様にチェックしながらエスキスしましょう。

*部屋の大きさ、建物全体の大きさに制限がある。

例えば...

子供部屋10平米以上と記載が有れば

2マス = 畳1枚

0.81  ✖︎  1.82  = 1.6562

畳1枚  =  1.6562平米

10平米 ÷  1.6562(畳1枚)  

=  6.037  となり6畳(12マス)以上で子供部屋を作る必要がある事になります。

 

僕
10平米以上を ➡︎ 6畳以上と置き変えて考える事で非常に分かり易くなります。ちなみに会場には電卓も持ち込み可能ですので、サッと1.65で割れば必要な畳数がすぐに分かります。1.65という数字も覚も練習するうちに覚えていきますので、何かと大きさを畳数で計算する習慣を、身につけましょう。

*ウォークインクローゼットや納戸などを忘れない様に注意する。

収納関係は後回しにするとそのまま忘れてしまう恐れがありますので気をつけましょう。

課題に書いて無いが建築の常識的に必要な考え方

以下の内容は課題には表記されていなくても一般常識として図面に反映させる必要があります。

・リビングは南側に広くとる。

・夫婦寝室は8畳以上、収納を1畳以上とる。

・子供部屋は6畳以上。収納を、1畳以上とる。

・ウォークインクローゼットは2畳以上とる。

・極端に細長い居室になっていないか(縦横の割合は1:2位内にする) ➡︎LDKは長くても大丈夫。

・設備関係は北側にまとめる。

僕
最近の傾向としては、あまり細かく部屋の大きさを指定してこない様になってきています。その分自由度は増しますが『設計者として基本が備わっているか』という事を出題者サイドから問われていると言えます。

凡ミスをしていないか。

作図する量が多いので凡ミスに注意です。例えば『階段を書き忘れた』など、普段ならありえない事でも、当時試験に極度に緊張する →  エスキスがなかなか思い浮かばない →  時間が無くなる →  なんかおかしいと思いながらも書き進める →  途中で階段がない事に気づく →  不合格

なんて話しは割とあります。

作図はスピードも大切ですが、スが出ないように普段から心がけつつ、スピードを上げる練習をしましょう。

特に以下の事は最新の注意をしながらプランニングしましょう。

・1階2階で建物の大きさがひとマスズレてないか。

・階段が抜けていないか。

・2階にトイレを忘れるなど、何かを忘れてる系の事。

僕
ちなみに、階段描き忘れや、1.2階で図面がズレているなど実際に建物を建てる(人が住めない)事が不可能な図面を描いてしまうと、いかにプランニングが素晴らしくても必ず一発不合格になるので気をつけましょう。

断面図を描くのに支障がないか。

こちらのパートは『断面図の事はまだまったく勉強していない、断面図とは何?』という方はややこしいかもしれませんので参考にする程度に見て下さい。

断面図とは建物を縦にカットして横から見た部分の図面です。

今回の課題の断面図の条件に『切断位置は、吹き抜け及び1階・2階それぞれの開口部を含む部分とする』と条件があります。

なので吹き抜け部分には1階と2階の窓を上から見た時に同じ位置に設置する事が必須です。最初に読み込んで断面位置まで考えてプランを書かないと図面を描いた後から消して窓を書いたりする手間が出てきます。

手間だけで済めば良いですが、もっと条件が加わってくると作図したプランでは不可能な場合も出てきます

そうなった瞬間に来年再受験が確定です。条件は最初から細部までしっかりと読み込みましょう。

条件は細部までしっかりと読み込んでからプランを立てる。断面を切る位置も考えてプランする。

 

まとめ

記事を読んで頂けた方にはエスキスの始め方をある程度掴んで頂けたのではないでしょうか?

他にも独学者の為の製図対策を随時発信していきますので良かったら読んで下さいね。

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