グレーな中小企業からホワイト大企業へ転職した感想を記事にしました。
これから大企業へ転職しようとしている方、「大企業って何か緊張するし、優秀な人ばっりで萎縮してしまわないだろうか?」
と不安な方は参考にしてください。
この記事の内容⬇︎
- 大企業のメリットとは
- 休みが増えた事で得た事とは
- 大企業は働いた分以上の給料面が貰える
- 精神的余裕が生まれ、心が豊かになる
- 大企業にもデメリットはある
筆者は9年間働いた中小企業から年間休日131日+有給の大企業に転職しました。
2020年2月で転職してからようやく1年が過ぎ、1年間を振り返りながら以前との働き方の違いによる幸福度の違いを記事にしました。
大企業のメリットとは
1年間大企業で働きましたが、思っていた以上にメリットがたくさんある事に気づきました。
以下に大企業に入って良かった事を記していきます。
大企業に入って良かった事⬇︎
- 年間休日95日→138日になった
- 自由な時間が増える
- 有給を取っても嫌な顔されない
- 家族と過ごす時間がふえた
- 土曜日に子供を習い事に通わせれるようになった
- 健康になった
- 定時退社しても嫌な顔されない
- 睡眠時間が増えた
- ダイエットしなくても身体が良い状態になった。
- 給料が上がったボーナスが公務員並み財布を拾っても迷わず届けれる様になった
- 飲み会の会計時に進んで大目にだすようになった、お金を気持ち良く払える様になった
- 思考が前向きになった
- 会社の名前を言っただけで信用される
2019年はこの様に良い1年間を過ごす事が出来ました。大企業のメリットは計り知れません。素晴らしいです。
休みが増えた事で得た事とは
家族と過ごす時間がふえた
休みが増える事で1番嬉しい事は家族過ごす時間が増えた事です。
休日数95日→138日に変化する事で子供と遊べる時間も激増しました。
また、土日祝を完全に休めるので子供に習い事をさせれる様になりました。
今までは土曜日出勤が多いし、日祝も借り出される事が多かった為に子供に習い事をさせたくても連れて行く時間がありませんでした。
休日の予定をしっかり立てれ事は素晴らしい事です。
定時退社しても嫌な顔をされない
大企業は定時退社する事があたりまえです。
以前の中小企業ではサービス残業するのが当たり前の風潮でした。
本当は早く帰れるのに誰も定時退社人が居ないので「19時半までは居ないとなぁ」などと勝手な退社ルールを作り仕事をしているフリをしていました。
大企業には「残業する人が偉い」という考えが無く、むしろ定時退社で成果を上げて帰っていく人が素晴らしいと賞賛される風土があります。
身体が健康になった
早く家に帰る事で早く寝る事ができます。
睡眠時間が増えれば心身共に健康になります。
毎日6〜7時間寝れば頭もすっきりしますし、心も前向きになり活動的になります。
身体もしっかり睡眠をとる事で代謝が良くなり、ダイエットをしなくても太らなくなりました。
普通に過ごしていれば勝手にベスト体重を維持できる様になりました。
以前は毎日寝不足で常に疲れた状態が慢性化していました、代謝も悪く食事制限をしなければ太ってしまう為ストレスもありましたが、そんな生活が一変しました。
大企業は働いた分以上の給料面が貰える
大企業で働けば、働いた分以上の給料が貰えます。
現在僕は施工監理職として働いていますが、時間と年収を見ると時給3,000円を超えています。
学生時代にアルバイトをしていた金額からすれば雲泥の差があります。
それでは時給3,000円分の働きをしているかというと正直言って全く見合っていません。
四六時中必死で働いている訳でもありません。
どちらかと言えばシルバー人材センターから雇い入れた還暦を超えたお爺さんでも出来る様な仕事をしています。
もちろん、そうはならない様に自分なりに工夫してはいますが、基本的に与えられる仕事がシルバー人材センターのお爺さんでも可能な仕事しかないんです。
「会社に有益な働きをしている社員は全体の2割しかいない。」などとよく言われますがそれは本当だと思います。
少なくとも僕の働いている会社ではその通りになっています。
会社に居る8割の人間は時給に見合わない仕事っぷりをしています。
公務員がすごく楽そうに働いているのを目にしますが、同じ様な感覚です。
四六時中必死で働くのが好きな人からすると張り合いが無いと感じるかもしれません。
しかし、現在の僕の状況からすれば定時に帰って家族としっかり時間を過ごす事が出来るのは素晴らしい事だと考えています。
子供が大きくなれば部署移動をお願いして働き方を改めるかもしれません。
大企業はその様な働き方が可能となります。
精神的余裕が生まれ心が豊かになる
大企業で働くと「働いた以上の給料を頂く&休みが増える」事が出来ます。
この事で精神的余裕が生まれ豊かな気持ちで過ごす事が出来る様になります。
具体的には⬇︎
- 無駄遣いする様になるのでは無く、日々のストレスが無くなりむしろ節約出来る様になる
- 時間的余裕が出来るので外食せずに、家で美味しい料理を作る様になる
- 休日に無理に出かけるのでは無く、子供とゆったりと公園で遊びながら過ごす事が増える
- 財布を拾った時に迷わず届けれる様になる
- お会計の時に使い過ぎたと落ち込む事が無くなる
- 人の悪口を言わなくなる
この様に大企業で働くと心を豊かになります。
気持ちや金銭的に余裕が無ければ拾った財布も届けようか迷ってしまいます。
そのまま財布を届けなければ犯罪になります。人は金銭的余裕がなければ犯罪にまで手を染めようとしてしまうものです。
割り勘のお会計時には進んで大目に払う様になります。
余裕が持てる事でいちいち人の批判をすれ事も無くなりました。
人として心身共に豊かになる事が出来ます。
大企業にもデメリットはある
大企業はメリットが非常に多いですが、中にはデメリットも存在しますので併せてお伝えしていきます。
大企業のデメリット⬇︎
- 仕事中は行動を監視される様になった。
- 国立大学出の優秀な人がゴロゴロいて自分の無力感を感じる
- 最近大企業は45歳リストラが流行っている、大企業=安泰の時代は終わった
- スキルがみにつかないルーティンワークをする事になる可能性がある
仕事中の監視
大企業は中小企業よりも社員を管理しようとする傾向にあります。
GPSでどこで何をしているか全て管理するシステムを導入している会社もあります。
たとえ今は導入されていなかったとしても、資金力が有りますので上層部の会議で決定されてしまえば直ぐに導入されます。
四六時中監視される事になる可能性があります。
国立大学出の優秀な人がゴロゴロいる
大企業は良い大学出身で仕事も出来る人が多く存在しています。
最近ちょっと頭の良さげな先輩が早稲田大学の建築学部卒の1級建築士だと知りびっくりしました。
その他国立大学卒などゴロゴロ居てます。
3流大学卒の僕は一生出世する事は出来ないかもしれないと思い知らされています。
最近大企業は45歳リストラが流行っている、大企業=安泰の時代は終わった
長期不景気や少子化、IT化の加速により大企業は現在リストラが横行しています。
特に45歳を超えた後はいつリストラされるかわかりません。
最近はリストラの対象年齢を40歳以上と年齢を引き下げて来る企業も増えて来ています。
大企業=安泰の時代は完全に終わりました。
スキルがみにつかないルーティンワークをする事になる可能性がある
大企業となれば新規事業でバリバリ働き自身の市場価値を高めてどんどんレベルアップしていく人も居れば、既存の事業の管理のみの社内の雑務処理スキルだけしか身につかなくて、自身の市場価値がまったく上がっていかない人が居てます。
後者に属するとリストラ候補になり易いだけで無く、リストラされた後は何のスキルも無くアピールする事も何もありません。
リストラされた後の対処方法をしっかりと考えておかなければ家族もろとも露頭に迷う事になりかねませんので気をつけましょう。
まとめ
メリット、デメリットはありますが総合的にみて、大企業に転職して人生の幸福度がかなり上がりました。
大企業の生活の安定感は半端ないです。是非お勧めします。
しかし、リストラが横行している現代ではいつまでも安泰という時代は終わりました。
大企業の恩恵を受けつつも、違った視点を持ちリストラされても生きていける様に準備をしていく必要性は感じています。
僕は子供が小さい間はとりあえず大企業の恩恵を受けつつ生活していくつもりです。
そしてリストラされても生きて行ける様に副業やスキルを身につけてて行きます。